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  • 執筆者の写真KUMA AZU ART FACTORY

Farewell my photoshop

1月5日頃から15日間を小寒、20日頃からの15日間を大寒と呼び

二つ併せた1ヶ月を寒中とか寒の内とか呼ぶそうですが、

新年のご挨拶をブログで更新しなきゃなあ…と思っているうちに

あれよあれよと日は進み、あっという間に松の内が明けてしまい

明日は大寒、すっかり間が悪くなってしまいました。

改めまして明けましておめでとうございました!

関西の一部地域では1月20日が鏡開きだという事だから

ギリギリセーフでしょう!


さて私ごと…

9年前のある日、絵の修行をしつつ、町の写真屋さんでアルバイトを始めました。

デザイナー時代よりパソコンで写真の加工をすることには慣れていたものですから、

写真屋はとても肌になじみ、こだわりを持って働くことができました。

様々な人の人生を垣間見る事のできる、素晴らしい仕事だと感じていました。

そんな写真屋が、残念ながら、昨日をもって閉店してしまいました…。


即決で僕を雇ってくれた格好良くて美しすぎる松本さん、

優しく丁寧に仕事を教えてくれた情熱のカメラ女子大場さん、

教えていたはずがいつの間にか僕が教わる立場になっていた努力の人田中さん、

可愛らしい笑顔でピンチを救ってくれた接客の天才川崎さん、

抜群のセンスでお店を彩り次々にアイデアを生み出すアーティスト楠目さん、

いつも僕のくだらない会話に笑顔で付き合ってくれた白倉さん、

休園日なのに万博までチャリンコで一緒に爆走してくれた小笠原さん、

燃えたぎるロックな魂を胸に秘め、普段は物静かな大学生を演じる堀尾さん、

転勤して緊張している僕をあたたかく迎え入れてくれた泊さん、佐藤さん、

現場の要求に真摯に受け止めて、上と戦ってくれた勇敢で頼れる姉御前田さん、

度重なる苦難を乗り越えて、AKBの曲と共に何度でも蘇る不死鳥高橋さん、

狂人稲元くん、

もっともっと、ここに書ききれないくらいの沢山の方に支えられ、

絵描きをやっていただけではきっと見つけられなかったであろう、

生きていく上で大切な数々の事を学ぶことができました。

今こうやって絵を描いて発表できるのは間違いなく皆さんのおかげです。

本当にありがとうございました。

またいつかどこかでお会いできる日を信じて!





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